論文盗用のトルコ人、東大が「懲戒解雇相当」(読売新聞) |
他人の論文を盗用したとして先月、東京大学が工学博士の学位を取り消したトルコ人研究者、アニリール・セルカン氏(37)について、東大は2日、大学院工学系研究科の「助教」の身分を「懲戒解雇相当」にしたと発表した。 3月31日付。セルカン氏は先月2日に学位を取り消された後、同15日に辞職願を提出。辞職は承認されなかったが、雇用関係についての民法の規定で同月29日に辞職が成立していた。懲戒解雇相当の決定で退職手当は支給されない。 東大によると、セルカン氏は2005年度、東大が助手の採用選考を実施した際、米国のイリノイ工科大学を卒業していないのに、履歴書には、同大を卒業し、学士の学位を授与されたなどと虚偽の記載をした。 また、06年度の科学研究費補助金の研究実績報告書に報告した三つの論文のうち、一つの論文に盗用が9か所、盗用の疑いが7か所あった。残り2つの論文については存在そのものが確認できなかった。 東大の田中明彦副学長は「極めて遺憾。社会的責任を痛感している」とするコメントを発表した。 ・ <参院予算委>社会保障で集中審議 ・ 政令市・相模原スタート、全国19番目…神奈川(読売新聞) ・ 【無名録】14年かけた博士号(産経新聞) ・ <JR東トラブル>情報通信用ケーブル切断が原因(毎日新聞) ・ 水俣病 和解へ…闘いに苦渋の決着(毎日新聞) |
by bckulyfcbo
| 2010-04-03 01:04
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